Garally



       第3回保津川スプリントフェスティバル 
           〜2009ほづふぇす〜

 
 鳥取大学探検部からの参加は
 『Goliath』 『ドラックス』 『敏敏打破!』 
 『ジャンねろ』 『実録 社宅の妻たち」』

 とりあえず結果報告から。
 スプリント予選 
               『Goliath』        第2位
               『敏敏打破』        第5位
               『ドラッグス』        第8位
               『実録社宅の妻たち』  第11位
               『ジャンねろ』       第13位
 ショートダウンリバー
               『Goliath』         第1位
               『ドラッグス』         第4位
               『実録社宅の妻たち』   第8位
               『ジャンねろ』        第9位
               『敏敏打破』         第15位
 スプリントH2H
               『Goliath』         第2位
               『ドラッグス』        第4位
               『敏敏打破』        第5位
               『実録社宅の妻たち』   第11位
               『ジャンねろ』        第13位
  総合        
               『Goliath』         第2位
               『ドラッグス』        第5位
               『敏敏打破』        第7位
               『実録社宅の妻たち』  第11位
               『ジャンねろ』       第13位
 
  チーム『Goliath』としての今シーズン初戦。メンバーには参加できない
 者もいたりで、いつもとは少し違うメンバーになってしまった。
 久しぶりに探検部に顔を出している(元・池男 クラッシュ)の片山亮と
 (元・クラッシュ)にして(現・JR西日本)の青木謙が参加してくれた。
 二人ともパドリング競技からしばし離れていたため、心配していたが
 午前中の練習を見る限りでは、体力以外には大きく問題なさそうだった
 ので久しぶりに漕ぐメンバーとのレースを楽しみにできました。

 
  今回の参加チームは16チームと前回より6チームも多く、中には
 『テイケイ』も参戦していて、去年とは少し違う空気があった
 自身のチームもやはり意識せずにはいられなかったのは事実
 少し緊張の入り混じった大会になっていた。
 それでも鳥取大学探検部からは多くの選手が参加し、大会を
 鳥大色に染めてくれていたので、空気は良かった。
 今年も多くの1年生に参加して貰えて、ここから大きく飛躍する選手が
 いるかも!?って思うと将来が楽しみになってしまった。
 
 
  午前中の練習を終えて、久しぶりのメンバーともパドリングを
 あわせて、最後の調整をしたけども・・・・今回は左の力不足が顕著に
 現れてしまった。谷口不在の大きさを再度実感させれた。
 鳥取での事前練習である程度予測していたが、今回はそれ以上に
 感じてしまった。自分本来のパドリングもできないので少し心に余裕が
 なくなってきたいた。それでも今出来ることを精一杯やり勝利に向かうしか
 なかった。

  開会式が始まると、大会は息つく間もなく流れていくのだが・・・・・・
 保津川スプリントフェスティバルだけは少し違う。
 体が太陽でやられないように、それでも体が固まらないようにと
 スプリント〜待ち時間〜スプリント〜待ち時間〜とこんな感じの
 繰り返しが続くので、調整をするのが難しい。
 
  予選のスタートが始まり、チーム『Goliath』は『テイケイ』に続いての
 2番出艇。カウントが始まり少しずつ緊張から解き放たれいく
 パドリングは微妙にズレを感じる。チームの緊張が伝わった。
 今回はボートのコントロールに集中力をそがれ、パドリングに集中
 出来ず、どうしても大きく前から取る事ができなかった。
 いつもと同じように漕げば、左に曲がり、真っ直ぐを維持するのが
 本当に大変だった。
 特に瀬の中でのパドリングが波にも合わず、チームでも合わず
 バラつきが本当に目だってしまった。
 とにかく落ち着きが大事なときに、結果は僕らに安心と落ち着きを
 取り戻させた。
 結果は第2位になり、1位とのタイムさも1.5秒と僅差に詰め寄った
 それが少し安心へと繋がった。
 
 スプリントH2H 1回戦     『Goliath』 vs 『シスコンハーフ』
         H2H 2回戦     『Goliath』 vs 『ガルフボーイズ』
          
   <注意> ちょっと一回戦の対戦相手が曖昧です。
 
 
  1回戦から順調に勝ち上がり、落ち着いた感じでレースに望めました。
 体力的な問題もありましたが、それ以上に操船部分でのズレを修正出来て
 いないことに大きな問題点を感じていた。
 特に2回戦では、大きくルートを外してしまい、タイムが徐々に悪くなって
 いるのが少し気になった。
 
 
 ショートダウンリバー
  そしてH2H準決勝の前にダウンリバーがあります。
 今回も16艇同時出艇とスタートがとても重要なレースです。
 去年も同様なレースだったので、その経験と今回のチームのパワーバランス
 から、右岸の大外からスタートすることを決意。
 スタートは驚くほどいいスタートがきれた、その直後に自分たちがトップに
 出ていると確信し、左岸の瀬のエントリーに向けて一気に加速
 一番で瀬に入ることが出来た、後ろからは『テイケイ』が迫り、
 しかし瀬の中では ルートを外さなければ、抜かれないと思い最後の
 出口が勝負になると気を引き締めていた。 
  しかし出口では思ってる以上に自分たちの望むルートとは違い
 左バックとの連携がまったく取れておらず
 正直かなりの失敗になってしまったがそれでもギリギリで逃げ切れることが
 出来た。
 やはりここでも左バックの未熟さと意思疎通が出来ていないことを
 思い知らされた。
 
 ここでは喜びもあったが、問題点も浮き彫りになった。
 
  H2H 準決勝     『Goliath』 vs 『ドラッグス』 
  H2H 決勝      『Goliath』 vs 『テイケイ』
 

  準決勝は同門対決となってしまったが、ここでは次回のコース選択権
 がかかっているため、気も引き締まるレースになったが、『テイケイ』との
 タイム差は9秒と徐々に体力の限界が近づいていた。
 
 決勝では、最も苦手な左岸スタート。スタートでは圧倒的な差を見せ付けられ
 『テイケイ』の後ろを追いかけるも、差は広がる一方でなかなか詰まらなかった
 最後まで全力で漕ぎきったものの、その強さは圧倒的だった。

 
  今回は1種目で勝つことも出来たが、何よりの収穫はチームの現状
 をしっかり把握できたこと、フォームの問題点、などなどいろいろな課題も
 見えたことに加えて、予選でのタイム差をみて、
 ここまでの方向性が間違いではないことも確認できた。
 
 これからも多くの課題を繰り返し乗り越えていくことで強くなると確信
 レースに出るたびに強くなってきたGoliathにとって、今回も収穫の
 多い大会になりました。
 
 
 最後に一緒に出てくれたチームのメンバーには感謝です。
 そして日本ラフターズ協会のダイゴサン、そして荒美さん宇山さん
 そしてボランティアの方々に感謝です。
 
 皆さんお疲れ様でした。
 今年は鳥取大学探検部の年にしましょう。