Garally



 第30回日本リバーベンチャー選手権大会

  
 とりあえず結果報告から。
 4メンの部チーム 『Rio』 で優勝
 2メンの部チーム 『ガロピーヨ』 で準優勝
 
 4月の終わりに、何気なく始めたにもかかわらず
 最高の結果を残せることが出来ました。
 
 それでは詳細
 大会1日目
 出艇順は2番、しかも前には現在の日本代表『テイケイ』
 緊張や不安はないけど、『テイケイ』の後ろを下るのは正直嫌でした。
 テイケイの2分後にRioもスタート
 スタートから順調にスラロームにつなげることが出来たが
 5番のアップゲートで痛恨のミス
 それでもダウンリバーは大きなミスもなく降下でき、手ごたえはあった。
 群馬県水上の利根川で行われた大会、雪解け水が流れ込み
 水量も多く激流になる、去年の大雪のため今年の水量は一段と多く
 多くチームをボート諸共、水中に引きずり込んだ。
 この水量のおかげで、多くのチームがスラロームに苦しんだ。
 
 その後2メン(ダッキー)にも出場し、少々パフォーマンスもしながら楽しく降下。
 その日の夜のナイトステージ(夜の結果発表)での結果を待つことになった。
 
 ナイトステージでの結果発表。
 大きなスクリーンに次々とチームが映し出される。
 2メンの部が先に発表となったが、自分の予想以上の順位
 なかなか名前が出てこない、そして最後まで残ってしまい
 結果準優勝という栄誉ある結果になりました。
 
 そして問題の4メンの部の発表が始まると大きな歓声やため息の声が
 あちこちで聞こえ始めた。
 4メンの部は一日目の結果で上級(15位まで)と中級にわけられる
 中級になってしまえば、上位を狙うことが出来なくなるので
 誰もが上級への進出を狙っていた。
 チームRioは結果として6位に収まり、まずまずの結果になった。
 ナイトステージはその後、大きな飲み会の会場になり
 睡魔と闘いながらも、他の大学との交流と戦を繰り広げた。
 
 大会2日目
 今回は水量が多いため、諏訪峡を下ることは出来ないので、一日目と
 同じコースを降下することになった。
 出艇は上位からの出艇になる為、6番目の出艇になった。
 上位のチームが出艇し、大きなミスを次々とおかしていく
 大きなチャンスだと思いながら、出艇前の小さな掛け声とともに
 大きな波に向かっていった。
 
 スタート直後のスラロームの周辺には、多くの観客そしてサポーターが
 応援に駈け付けていた、1番ゲートをうまく通過、2番に向かった
 そしてアップゲートの2番では最高のパフォーマンスを見せることができ
 その直後、耳の中に大きな歓声が飛び込んだ。
 チームの士気も上がり昨日の失敗した5番ゲートも最高の形で通過することが
 その後も波を確実に捉え、ダウンリバーも最高のタイムを叩き出した。
 最後に最高の1本を下れたことを、心から喜んだ。
 残すは、結果を待つだけとなった。
 
 結果発表
 鳥取大學探検部は過去2年間連続優勝しており、前人未踏の3連覇に
 王手というところまで来ていた。
 順位発表は正直、心臓が張り裂けそうになるという言葉を
 初めて使いたくなった。
 上級の順位が発表されていく、6位にRioの名前はなかった
 そして順当に残り、最後の3チームまで残った。
 そして2位は同率の結果になったとのこと
 1チーム目の名前が呼ばれ、そこにRioの名前はなく
 最後の2チームまで残った。
 そして次の2位のチームにもRioの名前は呼ばれなかった。
 結果1位となった。
 
 今回の大会ではプロの『テイケイ』の凄さを再確認させられた大会にもなった
 OP(オープン参加)のため順位はでないものの、結果としては
 圧倒的な差をつけての1位のタイムを出している。
 
 優勝した瞬間は嬉しかった、しかしそれは長続きすることはなく、
 舞台の上で、一番後ろにいるテイケイを見たときに大きな壁を
 見たような気がした。
 
 今回の大会では多くのサポーターに助けられながら優勝を勝ち取る
 ことが出来ました。応援してくれた方々に感謝したいです。
 あの声援に助けられたのは紛れもない事実ですから。
 OBの先輩、後輩の皆さんありがとうございました。
 
 長々と書きましたがこれでおしまい。
 本当に嬉しいです。
 お疲れ様でした。