『クラッシュ』 (第78回アカデミー賞作品)
監督 ポール・ハギス
製作総指揮 アンドリュー・ライマー トム・ヌナン ジャン・コルベリン
マリーナ・グラシック
脚本 ポール・ハギス ボビー・モレスコ
音楽 マーク・アイシャム
出演 サンドラ・ブロック ドン・チードル マット・ディロン
ジェニファー・エスポジート ウィリアム・アクトナー
第78回アカデミー賞作品・監督賞・助演男優賞
今年の3月、アカでミー賞候補の映画ラッシュのこの時期に
ひときわ輝く作品に出会った。
それが 『クラッシュ』 多くの群像映画を観てきたが、ここまで構成のしっかりと
している映画を観たのは始めてかもしれない。
注目していた『ブロークバック・マウンテン』を押しのけての受賞
日本での公開は受賞後だった。
認知度も低く、公開劇場も少なかった。
それゆえに、ひときわ目に留まる作品になった。
常に誰かと衝突(クラッシュ)している。
現代のアメリカ社会を確実に捉え、そこにある群像劇を表現している
今アメリカが抱える問題がここに詰まっていると言ってもいい
銃社会 人種差別 などなど
それぞれの人達の物語が、つながり、衝突していく
そこにあるのは人間の中の悪の部分と善の部分
多くの感情が交錯しながら、そして衝突しながら
映画はクライマックスまで、観るもの目を離さない。
当たり前の日常にどれだけの感情が隠れているかを知っていますか?
その答えがここにあるのかもしれない。
最後にポール・ハギス監督
監督作品として第一作目の作品とは思えないほどの完成度
第77回の作品賞 『ミリオン ダラー ベイビー』の脚本を勤めきった
その腕はまさに正真正銘の本物へと世間に認知された作品になっている。